多くの人にとって、リスニングは言語学習において最も難しい、あるいは最も楽しくない部分かもしれません。公共の場で、自分が理解できないとき、人々が応答を待っているとき、恥ずかしいと感じるかもしれません。
また家で、動画を見ているときにイライラするかもしれません。場面や状況は馴染みがあるのに、言葉の意味が分からない!
ここでは、リスニング力というのがなんなのか理解し、それを向上させるためのアドバイスを見てみましょう。
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四つの基本的な語学能力
ライティングとリーディングは、通常、時間があり、いつでも辞書や翻訳機を使うことができるという安心感があります。あなたが最適な単語を探したり、正しい文章を作ろうとしている間、誰もあなたを見ていないのです。プレッシャーもありません。
もちろん、話すことは恥ずかしいことでもあります。しかし、自分が知っている言葉を選ぶことができますから、ある程度自分でコントロールできます。
また、特にあなたが流暢でないことを知っている場合、他の人が助けてくれることもあります。他の人があなたの文章を仕上げてくれるかもしれませんし、あなたが戸惑っていれば言葉を提案してくれるかもしれません。
リスニングでは、あなたは無力です。特に対面式の場合。相手の話すスピードを遅らせることもできなければ、どの言葉を選ぶのか指示することもできません。アクセントを変えろとも言えません。
このように、コントロールできないことが、本人が気づいていようがいまいが、人をいらだたせることが多いのです。コントロールできないとき、私たちはしばしば諦めてしまうのです。
リスニング力を向上させるためにできることは?
まず、他のこと同様に、上達するために練習する必要があります。どのようなリスニングでも役に立ちますし、やらないよりやったほうがいいのは確かですが、なかにはより効率的な勉強方法もあります。
まず、リスニング力を向上させるのに役立つコンテンツを見てみましょう。
ソーシャルメディア(SNS)
時間がない場合や集中力が続かない場合は、この方法をおすすめします。InstagramやTikTok、そしてFacebookでは、何百もの人が短い動画を作っています。#ESLや#practiceEnglishのようないくつかのハッシュタグを検索して、好きな語学講師やコンテンツクリエーターを探してみてください。
私のおすすめはInstagramのanamthelinguistです。ぜひ一度ご覧になってみてください。
YouTube
一応SNSに分類されるのですが、YouTubeの動画は通常より長く詳細なので項目を分けました! YouTubeでは他のSNSよりも動画をよりコントロールすることができます。
例えば、YouTubeでは動画をスローにしたり早回しで再生することができます。また、数秒前に戻ったり先に進んだりすることもとても簡単にできます。コンピューター生成の字幕を付けることも可能です。でもまずは字幕なしで聞いてみてください!
Kendra’s Language Schoolにはたくさんのコンテンツがあり、場合によっては様々な言語の字幕が用意されています。
リスニングが少し得意な方は、興味を持てる動画を見つけてじっくり聞いてみることをお勧めします。Ted Talksは非常に人気です!
映画やテレビ番組
NetflixやDisney+、Amazon Primeなどのビデオストリーミングサービスはリスニングの練習に最適なリソースです。子供向けの「やさしい」コンテンツから裁判ドラマのような難しいコンテンツまで見つけることができます。
母国語の字幕は使わないことを強くおすすめします。字幕を読んでしまうと、聞いていないことと同じです!もちろん、状況を理解するために字幕を付けることは可能です。しかしやはり使わない方が良いでしょう。子供たちだって、最初に自分の言語を学ぶときに字幕はありません!
音楽
音楽はリスニングの練習に最適な方法です。さまざまなイントネーション、リズム、発音に触れることができます。また、音楽は語彙やユニークなフレーズを覚えるのにも役立ちます。
Googleを使って楽曲の歌詞を簡単に検索することができます。歌詞を読みながらその曲を聴くことで、難しい部分を理解しやすくなるでしょう。音楽は、その言語の母国語者にとっても聞き取りがとても難しいものです。
ニュース
ニュースを聞くこともとてもいいことです。リポーターは明確なトピックについて話すことが多く、それは皆様がすでに知っていることかもしれません。一方で、語彙が高度なこともあります。テレビのニュースが難しいようでしたら、このサイトのニュースを聞いてみてください。ほとんどの記事には音声がついています。
テキスト
語学のテキストには、音声ファイル(通常、リンクやQRコードでアクセスできます)が付いているものがたくさんあります。音声はテキストの練習問題と関連しており、シンプルですが、リスニングの理解度を確認するのに有効な方法です。
先生とのレッスン
もちろん、実際の会話もリスニング力アップに役立ちます。同じ言語でも、地域や国が違えば、またネイティブでなくても聞こえ方は違います。
例えば、英語を練習したい、いろいろなアクセントを聞いてみたいという方は、iTalkiで先生の紹介ビデオをチェックしてみてください。教師の出身国を変更したりフィルターをつけて検索することで、イギリス、アメリカ、ジャマイカなどからの教師を見つけることができます。スコットランドの人とオーストラリアの人の発音がいかに違うか、すぐにわかるはずです。
リスニング力を向上させるためにはなにをする?
先に挙げたものを参考にして、聞きたいものを見つけてください。音楽、動画、ニュースを選んで、とりあえず一度だけ聞いてみましょう。字幕をつけたり、書き込んだり、考えたりする必要はありません。リラックスして楽しんでみてください。
長い動画を選んだ場合は、約2~5分程度を使って練習しましょう。
1、2回聞いたら、他の能力を練習に加えてみましょう。そうすることで、脳の中でつながりができ、リスニングが上達します。
- リーディング ー 字幕(英語)、歌詞(歌の場合)、またはトランスクリプトを読みながらもう一度聞く。
- ライティング ー もう一度聞いて、聞こえたことを書いたり、タイピングしたりしてみましょう。スピードが速い場合は、重要な単語だけを書いてみましょう。書くことと聞くことを繋げることは言語習得に重要で、キャリアアップのためにも素晴らしい能力です!
- スピーキング ー シャドーイングというのは聞いたことがありますか?聞こえたことをそのまま口に出す練習のことです。動画や歌を聞いてその言葉を繰り返します。同じ速さで話すことができますか?
- 質問 ー 聞いた音声に関する質問に答えてみましょう。例えば、このサイトのニュース記事の下にある質問に答えてみてください。記事を読まずに質問に答えることができますか?
リスニング力向上のための最後のアドバイス
とにかく考えるのをやめましょう。これは奇妙に聞こえるかもしれませんし、混乱させてしまうかもしれません…でも本当にそうなのです。私たちは通常頭の中に声を持っています。物事を考えているとき、私たちは頭の中で「話して」いるのです。話しているということは聞いていないのです!
最もシンプルな例えはこうです。誰かが何かを説明していて、あなたはすべてを理解できています。ある時、相手は聞きなれない言葉を1つか2つ口にします。
知らない言葉や理解できない言葉を聞くと、あなたは聞くのをやめて考え始めます(頭の中で話し始めます)。「何を言ったんだろう」「遮って聞いてみようか」「もしかしたらこの言葉は○○○という意味なのかな」などと考えるのです。
その考えている間にも、相手は話し続けています。しかし頭の中で話しているので、相手の言うことは何も聞こえないのです。そうすると、完全に迷子になってしまいます…。
だから、わからないことがあっても、聞き続けることです。考えてはいけません。自分はすべての言葉を理解することはできないのだということを受け入れなければなりません。
この能力は、自分の母国語でも練習できるものです。文化や人によっては、「本当の」リスニングが得意な人もいるので、もしかしたらあなたはすでに得意かもしれません。
がんばってください!